海外チームで活躍しているプロサッカー選手の久保建英さん。
久保建英さんの年俸に注目が集まっていますね。
今回は久保建英さんの年俸推移を時系列で分かりやすくまとめました。
ぜひ最後まで覧ください。
久保建英の年俸推移を時系列・日本円で解説!最高収入は億超え
久保建英さんは2001年6月生まれ、神奈川県の出身です。
久保建英さんは3歳のときサッカーを始め、小学校4年生のときスペインへ渡りました。
バルセロナの下部組織「ラ・マシア」にて、加入した初年度から30試合で74ゴールを挙げる
という勢いを見せながらも「18歳未満の外国人選手登録の規約違反」の問題が発覚し日本へ帰国。
しかし日本へ帰国した中学2年生時に、東京FCの下部組織に加入するとすぐにU18からU23へ昇格し
2016年11月に「15歳5ヶ月1日」でJリーグ最年少デビュー
を果たしました。デビューした当時、久保建英さんは中学3年生でした。
それでは、デビュー直後の2017年からの年俸推移をみていきましょう。
FC東京&横浜マリノス時代の年俸
2017年11月にJ1デビューを果たす。(広島サンフレッチェ戦)
J1デビュー「16歳5か月22日」で歴代3位の年少記録。
J3で結果は出ていたが、J1でのベンチ入りの機会が減少。
危機感を募らせた久保建英が直訴し、横浜マリノスへの期限付き移籍が決定。
2018年8月〜2019年1月は横浜マリノスで活躍。
レンタル移籍した初月の8月にJ1で初アシスト・初ゴールを記録。
2019年1月に東京FCへ復帰。
久保建英さんは、FC東京時代、期限付き移籍先の横浜マリノスでは順風満帆なスタートをきりました。
しかし2018年9月以降すぐにJ1で活躍の機会は減少し、東京FC時代と変わらない状況に直面します。
「なぜ試合で使ってくれないのか」
このレンタル移籍の期間に自問自答するなか
「自分には何が足りないのか」
という意識が芽生えていったといいます。
後に、久保建英さんはメディアの取材にこう答えています。
「サッカーはチームスポーツなので、オレが、オレが、というわけにはいかない。選手1人ひとりに特徴があるとは思いますけど、チームの勝利が最優先される中で、土台となるチームのコンセプトを実践できなければ試合に出られないのは当たり前であり、その上で攻撃では自分の特徴をしっかり出して、チームのいいアクセントになればいい、ということをこの1年間で、十代の早い段階で学べたことは一番大きな収穫だと思っています」
https://diamond.jp/articles/-/196396?page=2
2019年1月に東京FCに戻ったとき、久保建英さんの急成長ぶりを監督はこう話しています。
「びっくりするくらい変わりました。キャンプ当初から意欲も違いましたし、練習試合を重ねるごとに成長する姿を目の当たりにして、開幕戦から(先発で)行けるんじゃないかと。若い選手の1年間の成長は本当にすごいと、あらためて驚いています」
https://diamond.jp/articles/-/196396?page=3
レアル・マドリード時代の年俸
2019年6月14日、久保建英さんのスペインのレアル・マドリードへの移籍が発表されました。
欧州移籍が可能となるのは18歳からで、久保建英さんは2019年6月に18歳の誕生日を迎えるタイミングでした。
東京FCも、久保建英さんの海外移籍の可能性を残すため「18歳の誕生日を迎える6月4日で満了する契約」にしていたといいます。
久保建英さんは2019年1月から下部組織時代に所属していたバルサへ復帰に向けた交渉を開始。
しかし複数の海外チームからのオファーと争奪戦が繰り広げられ、最終的にはレアル・マドリードが獲得しました。
このとき提示された年俸は宿敵バルサの5倍の金額。
レアル・マドリーは日本代表MF久保建英を獲得するにあたり、宿敵バルセロナの5倍近い年俸を提示したことも争奪戦勝利の決め手になったという。
https://www.footballchannel.jp/2019/06/29/post328687/
バルサ復帰は叶わなかったものの、急激に年俸が跳ね上がりました。
2019年7月に現地チームで試合デビュー。
スペイン紙『マルカ』で評価ランキング1位に選出される。
2019年8月にマヨルカへ期限付き移籍が決定。
(当初予定されたカスティージャよりレベルの高い1部の他クラブで経験を積むことになった)
2019年9月にリーグ戦デビュー。
2019年11月に初得点を飾り、このゴールが欧州4大リーグのアジア出身選手最年少得点(18歳5ヶ月6日)となった。
このシーズン、欧州サッカー連盟によるラ・リーガの『ブレイクした11人』に選出された。
2020年8月10日、ビジャレアルへの期限付き移籍が決定。
ビジャレアルは年俸負担に加え、250万ユーロのレンタル料を負担すると伝えられる。
スペイン紙『AS』によれば、レンタル料は250万ユーロ(約3億1250万円)で、年俸も含めて500万ユーロ(約6億2500万円)をビジャレアルが負担する模様。買い取りオプションは付いていないという。
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=77226
2020年10月に移籍後初の先発出場を果たし、移籍後初ゴールに加え2つのアシストを決める。
しかし、冬季シーズンに出場が減少。
最終的に、出場した公式戦19試合で90分間フル出場したのはヨーロッパリーグでの2試合のみ。
リーグ戦で先発出場したのは2試合のみとなる。
2021年1月8日、ビジャレアルでの契約が打ち切られ、ヘタフェへ期限付き移籍が決定。
ヘタフェがレンタル料の一部を負担することでビジャレアルと合意。
移籍に関しては、ビジャレアルがマドリーに支払った250万ユーロ(約3億1250万円)のレンタル料が問題となっていたが、「ヘタフェのアンヘル・トーレス・サンチェス会長が半額を支払うことに同意した」と記事は伝えている。
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=84341
2021年1月11日には、新天地デビューを飾り、チームの逆転勝利に貢献。
しかし、その後ヘタフェでも出場機会は減少。
2021年8月11日には、マヨルカへの再加入(復帰)が決定。
マヨルカは年俸負担のみでレンタル料は払わないと伝えられる。
マジョルカ地元紙「Diario de Mallorca」によると、マジョルカは久保の年棒200万ユーロ(約2億6000万円)は負担するものの、レンタル料は払わないという。
https://www.football-zone.net/archives/336268