ブンデスリーガ・VfBシュトゥットガルト所属の日本代表MF・遠藤航(わたる)選手。
2021-22シーズンではシュトゥットガルトのキャプテンに就任し、ドイツでは圧倒的な高評価を受けています。
日本代表には欠かせない中盤の要に成長した遠藤選手ですが、いったいどれほどの年俸を稼ぎ出しているのでしょうか?
今回は遠藤航選手の年俸の推移を詳しくご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください!
遠藤航の年俸推移を時系列で紹介
遠藤航選手は1993年生まれの28歳。(2021年現在)
2010年に2種登録選手としてプロデビューを果たし、湘南・浦和と8年間Jリーグでプレー。
2018-19シーズンからは海外のクラブへ移籍し、より一層の活躍を見せてくれています。
遠藤航の所属クラブ
- 2010年-15年
- 2016年-18年
- 2018年-19年
- 2019年-
- 湘南ベルマーレ
- 浦和レッズ
- シント=トロイデン
- シュトゥットガルト
それでは、遠藤選手の各クラブでの年俸を見ていきましょう。
湘南ベルマーレ時代の年俸
湘南ベルマーレの2種登録選手(2010年3月登録)としてリーグデビュー。
デビュー時のポジションはDF。
湘南ベルマーレユースからトップチームへ昇格。
神奈川大学人間科学部に進学していたが、トップチーム昇格を機に中退。
19歳でチームキャプテンに就任。
PKキッカーに採用されたことで、DFながらシーズン7得点をマーク。
チームのJ1昇格に貢献した。
国際試合ではU-19日本代表に選出。
2月のタイキャンプで右ハムストリングスを負傷し、チームを長期離脱。
8月の復帰後はJ1残留をかけて奮闘するも、チームは16位でシーズンを終えJ2に降格。
プライベートでは一般人女性との入籍を発表。
J2リーグではチームの中心選手として高パフォーマンスを発揮。
チームはJ2でのリーグタイトルを獲得し、J1への昇格が決定した。
4月のJ2リーグ月間MVPを受賞。
浦和レッズからの獲得オファーを断り、引き続き湘南に残留。
12月23日に浦和レッズへの完全移籍を発表した。
湘南ベルマーレ時代には年俸も順調に上昇しており、遠藤選手がチームの中心メンバーとして評価されていたことが分かりますね。
他のJ1チームの主要メンバーと比べると、弱冠低めの年俸のように思えますが、チームの財政状況などの問題もあり仕方がなかったのかもしれません。
浦和レッズ時代の年俸
AFCチャンピオンズリーグ2016第1節のシドニーFC戦が浦和レッズでのデビュー戦。
守備を中心に活躍を見せ、チームはリーグタイトルを獲得。
遠藤選手にとってはプロ入り後の初タイトル(1部リーグ)。
2017年4月1日のヴィッセル神戸戦で移籍後初ゴールをマーク。
AFCチャンピオンズリーグで優勝し、初の国際タイトルを獲得。
1度は断っていた浦和レッズへの移籍ですが、再度のオファーを受けチーム移籍を決断しています。
年俸も2年目から大きく上昇し、サッカー選手としてのキャリアを考えても
移籍は正解だった
と言えるのではないでしょうか。
リーグタイトルと国際タイトルを経験できたことも大きいですね!
シント=トロイデンVV時代の年俸
2018年夏にベルギーのシント=トロイデンVVへの移籍を発表。
ポジションはボランチ(CMF)を主戦場に変更。
デビュー戦の第2節ゲンク戦で途中出場し、初ゴールを獲得。
シーズン途中である2018年の夏にトロイデンに電撃移籍した遠藤選手。
「いつかヨーロッパでサッカーがしたいというのが長年の夢だった。日本代表のレギュラーも基本的には全員がヨーロッパでプレーしている。だから、代表でプレーするためにも、自分の成長のためにも、ヨーロッパに行った方がいいと、ずっと考えていた」
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=76529
このようにヨーロッパ移籍に対する強い気持ちを語っています。
浦和では良いプレーを続けていたのですが
「決意するまでに10分かからなかった」
という本人の強い希望があっての移籍となったようです。
年俸もヨーロッパのクラブということで6000万まで上がっていますね。
VfBシュトゥットガルト時代の年俸
2019年8月にシュトゥットガルトへの期限付き移籍を発表(2020年6月まで)。
11月3日のSGディナモ・ドレスデン戦に途中出場し、ブンデスリーガ(2部)デビュー。
リーグ戦中盤からレギュラーを獲得し、チームの一部昇格に貢献。
2020年4月に期限付きから完全移籍への移行を発表。
キッカー誌による「2. ブンデスリーガ年間ベストイレブン」に選出。
第6節のシャルケ戦ではマン・オブ・ザ・マッチに選出。
デュエル勝利数でブンデスリーガ首位の476回を記録。
チームとの契約を2024年まで延長。
シュトゥットガルトに移籍してからの遠藤選手の活躍ぶりには目を見張るものがありますね!
特に遠藤選手を語る上で欠かせないのは、デュエル勝利数でしょう。
サッカー用語のデュエルは、1対1でのボールの奪い合いや競り合いのことを指します。デュエルが強いと相手からボールを奪いやすくなり、マイボールの時間が長くなります。その結果得点にも繋がるため、デュエル強化はサッカー上達において重要なポイントなのです。
出典:https://activel.jp/football/a5yvo
ブンデスリーガ最強のデュエル王と呼ばれ
彼より空中戦の強いMF・DFはいない
と評されるほどです。
今季の2021-22シーズンではチームのキャプテンに就任し、開幕戦でも今季初ゴールを決めています。
2021年9月5日現在のデュエル勝利数もリーグトップタイで調子も万全のようです。
2022年に開催予定のFIFAワールドカップカタール大会でも、遠藤選手の勝負強さは日本代表の攻守の要となってくるでしょう!
今後の活躍次第では大幅な年俸アップも狙える遠藤選手。
今最も注目の日本人サッカー選手のひとりと言えるのではないでしょうか!