2021年現在、ベルギーのKRCヘンク(ゲンク)に所属している日本代表MF・伊東純也選手。
当初は柏レイソルからのレンタル移籍でしたが、2年目には完全移籍し
チームの中心として欠かせない存在
に定着しましたね!
ベルギーリーグでトップクラスの評価を受けている伊藤選手ですが、年俸はどれほど貰えているのでしょうか?
今回は伊東純也選手の年俸推移を時系列でご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください!
伊東純也の年俸推移を時系列で紹介
伊藤選手は1993年生まれの28歳。(2021年現在)
小学1年生から地元のチームでサッカーを始めています。
高校生までは目立った選手ではありませんでしたが、神奈川大学に進学し、大学サッカーのシーンで注目を集める存在に成長。
大学生リーグの得点王やベストイレブンを受賞し、大学4年時にJリーグの2チームからオファーを受けています。
大学在学中にヴァンフォーレ甲府の特別指定選手としてチーム参加し、卒業後にプロデビューを果たしました!
伊東純也の所属クラブ
- 2015年 ヴァンフォーレ甲府
- 2016年-20年 柏レイソル
- 2019年-20年 KRCヘンク(期限付き移籍)
- 2020年- KRCヘンク
それでは伊藤選手の各クラブにおける年俸の推移を見ていきましょう。
ヴァンフォーレ甲府時代の年俸
前年の特別指定選手から昇格する形で入団。
2015年3月14日・名古屋グランパス戦でプロデビュー。
5月2日の鹿島アントラーズ戦で初スタメン・初ゴールを獲得。
Jリーグ1年目のため、年俸は上限の480万円です。
プロ1年目からリーグ戦30試合出場と、準レギュラーとして活躍しています。
甲府でのプレーは1年のみでしたが、移籍していなければスタメンとして定着していたのではないでしょうか。
チームとしては5月に監督が交代するなど、不調なシーズンに終わってしまったのが残念でしたね。
柏レイソル時代の年俸
2016年1月に柏レイソルへの完全移籍を発表。
シーズン前にポジションをサイドバックに転向。
シーズン前半の監督交代後からはMFで起用された。
この年のU-23日本代表招集メンバー(MF)
2017年はチームの中心選手としてリーグ戦・全試合に出場。
この年、本人初となる日本代表に選出。
Jリーグ優秀選手賞を受賞。
前年に続き、リーグ戦・全試合に出場。
チームはシーズン中に2度監督が変わるなど、低迷が続きJ2に降格。
Jリーグ2年目は柏レイソルに移籍し、年俸もアップしていますね!
だいたいJリーグ選手の平均年俸くらいの金額でしょうか。
チームの中心選手かつ日本代表ということを考えると、かなり控えめと言えますね。
3年目のシーズンで柏がJ2に降格したことでベルギーリーグへの挑戦を決断しています!
KRCヘンク時代の年俸
2019年2月にベルギー・ジュピラーリーグのKRCヘンクへの期限付き移籍を発表。
2月21日、UEFAヨーロッパリーグでデビュー。
プレーオフの頃にはレギュラーに定着し、チームの中心選手に。
ヘンクは8年ぶりのリーグタイトルを獲得した。
シーズン開幕から右ウイングの主力として活躍。
2019年9月、UEFAチャンピオンズリーグデビュー。
2020年3月30日、3年の契約でヘンクへの完全移籍を発表。
新型コロナウイルスの影響からリーグはシーズン途中で中止。
ベルギーカップ決勝で先制ゴールを決め、チームの勝利に貢献。
自身初のシーズン2桁ゴールを達成。
ジュピラー・プロ・リーグ ベストイレブンに選出。
2021年8月14日のルーヴェン戦でシーズン初ゴールをマーク。
2022FIFAワールドカップカタール・アジア予選招集メンバー(MF)に選出。
KRCヘンクでの伊藤選手の躍進は素晴らしいですね!
移籍1年目からコンスタントに結果を残しており、地元誌では
間違いなくベルギー国内でベストのウインガーの1人
と評されるほどです!
年俸を見てみると、日本でプレーしていた頃より大きく上昇していますね!
ただ、リーグトップクラスの評価を受けているわりには少ないようにも感じてしまいます。
これにはベルギーリーグの事情も関係しているようです。
ベルギーリーグでは、EU圏外選手の最低年俸は7万6800ユーロ(約1050万円)。隣国オランダの最低年俸が40万ユーロ(約5500万円)であることを考えると、かなり安い。
https://www.footballchannel.jp/2018/02/02/post254206/4/
ちなみに伊藤選手の年俸はヘンクの中では13番目。(2021-22シーズン)
もう少しもらってもいいのでは…と思ってしまいますよね!
一方でヘンクでの活躍を受け、伊藤選手の市場価格は大きな伸びを見せています。
伊東純也の市場価格
- 2016年:ヴァンフォーレ甲府 20万ユーロ(約2600万円)
- 2019年:柏レイソル 200万ユーロ(約2億6000万円)
- 2020年:KRCヘンク 450万ユーロ(約5億9000万円)
- 2021年:KRCヘンク 800万ユーロ(約10億円)
2021年6月時点の市場価格はなんと800万ユーロ!
欧州の複数のクラブが伊藤選手の獲得に動いているという報道もありますが、移籍金のことを考えると資金力のあるクラブしか手が出せない状態になっています。
欧州5大リーグでの活躍を見てみたいところですが、果たして移籍はあるのでしょうか?
今後の伊藤選手の動向から目が離せませんね!