2021年12月までで契約が終了するアンドレロ・ダミアン選手。
川崎フロンターレに残留を希望するファンも多いですが、ダミアン選手は明言を避けています。
ダミアン選手は他クラブへ移籍するのでしょうか?
今までの報道から候補先を振り返ります。
アンドレロ・ダミアン移籍先3つの候補!
ダミアン選手は、1989年生まれ、ブラジル出身。
17歳までサンパウロの貧しい地区でプレーするアマチュア選手でした。
ダミアン選手の20代といえば
・2007年(18歳)からブラジルの複数クラブでプレー
・2012年(23歳)にロンドン五輪で得点王に輝く
という話が有名です。
2016年2月〜2016年6月までスペイン・ラ・リーガのレアル・ベティスと契約
というチャンスも掴んでいます。
ただ、ベティスでは思うような結果は出ず、2016年7月からブラジルへ帰国。
そして、2019年(30歳)から日本の川崎フロンターレに移籍。
現在、ダミアン選手と川崎フロンターレとの契約は2022年1月までとなっており
すでに川崎フロンターレが契約延長のオファーを提示。しかし、ブラジルやUAEの複数クラブ、そして日本国内の他クラブが関心を示している
https://football-tribe.com/japan/2021/07/23/220625/
と報じられています。
候補①【ブラジル】インテル・ナシオナル
クラブ名は明かされていませんが、現在、ブラジルの複数クラブからオファーがあると報じられています。
ダミアン選手は20代のほとんどをブラジルのクラブで過ごしました。
ダミアン選手が20代の頃にプレーしていたブラジルのクラブは合計8クラブ。
- アトレチコ・イビラマ(ブラジル)
- ドーゼ・デ・オウトゥブロ(ブラジル)
- CNマルシリオ・ジアス(ブラジル)
- CAツバラン(ブラジル)
- SCインテルナシオナル(ブラジル)
- サントスFC(ブラジル)
- クルゼイロEC(ブラジル)
- CRフラメンゴ(ブラジル)
なかでもダミアン選手が20代に一番長く所属していたクラブが『SCインテルナシオナル』です。
ダミアン選手は、20代の約半分をこのクラブで過ごしており川崎フロンターレに来る直前に所属していたのも『SCインテルナシオナル』です。
2021年7月時点ではダミアン選手の代理人が移籍を否定。
SCインテルナシオナルへ復帰する可能性がささやかれていたが、代理人がこの噂を否定
https://football-tribe.com/japan/2021/07/23/220625/
ただ、ダミアン選手は、2021年8月の取材でこう話していました。
どこかのタイミングでインテルナシオナルへ戻れたらと思っているね。(インテルナシオナルは)僕のキャリアで重要なクラブだし、つねに気にかけているよ。もう一度あのユニフォームに袖を通したいね
https://football-tribe.com/japan/2021/08/07/221873/
良い条件の移籍先が見つからなければ、ブラジルに戻るという可能性は高いでしょう。
もしブラジルに戻るなら、古巣の『SCインテルナシオナル』が濃厚、という見方は大いにあるのではないでしょうか。
候補②【中東】マンチェスター・シティ
ダミアン選手の移籍先として、メディアは中東のクラブから打診があると報じています。
具体的なクラブ名は明かされていません。
中東クラブは、一般的に上を目指すサッカー選手には選ばれない選択肢です。
というのも
世界のサッカーマーケットは、ヨーロッパを軸にまわっている。トップレベルのプレーヤーにとって、中東は第2、第3の選択肢といった位置づけ
と言われています。
可能性は高くないと思いますが、中東のビックマネーは注目されることが多く
破格の年俸と移籍金を提示されれば可能性あるかも?
と思うファンは多いです。
実際、ダミアン選手が日本の川崎フロンターレへ移籍したときは
年俸1億円
が提示されました。川崎フロンターレでトップクラスの年俸です。
この条件を提示されていたダミアン選手は、日本への移籍を決断。
ブラジルのクラブは交渉断念しています。
ダミアンに対し、クラブ側は完全移籍に向けて交渉を行っていたが、「海外から魅力的なオファー」があったとして獲得を断念。
https://web.gekisaka.jp/news/detail/?261324-261324-fl
なお、UAEのビッククラブといえば王族が経営する「マンチェスター・シティ」が有名。
こっそり、王族クラブからオファーが来ているかも?
(「マンチェスター・シティ」は個人的に挙げてみました)
中東クラブは、自身のサッカーキャリアには貢献しづらい選択肢ですが
ダミアン選手は幼少期をサンパウロの貧しい地区で過ごしています。
ビックマネーを動かせるビックチームから「金額面で魅力的なオファー」を提示されれば可能性は高いかもしれません。
候補③【日本】浦和レッズ
実は2018年、ダミアン選手が日本への移籍交渉をしているとき
川崎フロンターレだけでなく浦和レッズも交渉していた
という情報が流れていました。
「オフィシャル!レアンドロ・ダミアンがインテルナシオナルを去る。行き先は、オズワルド・オリヴェイラが率いる浦和レッズ。」
最終的にはデマであった可能性の高い情報です。
しかし、もし本当だったとすれば再び獲得を目指している可能性はあるでしょう。実際、
日本国内の他クラブが関心を示している
https://football-tribe.com/japan/2021/07/23/220625/
という報道もありますし、交渉クラブの中に「浦和レッズ」があってもおかしくはありません。
レアンドロ・ダミアンが川崎に残留する可能性
個人的には、ダミアン選手が川崎フロンターレに残留する可能性も残っていると思います。
すでに川崎フロンターレが契約延長のオファーを提示
https://football-tribe.com/japan/2021/08/07/221873/
ということで川崎フロンターレは残留を打診。
川崎フロンターレでは副キャプテンという重要ポジション。
ダミアン選手も
日本のサッカーのレベルが高い
と評価しています。
また移籍後の日本での生活にも満足していると報じられています。
2020年4月の取材では
「この街は素晴らしい。人々はみんな、ブラジル人に対してとても礼儀正しく接し、尊敬してくれている。ブラジル人も同僚にいるので、友情を築けている。そして、ここでのサッカーは非常に競争が激しく、レベルが高い。だから、まだここを出て行くつもりはないよ」
https://www.football-zone.net/archives/256992
と話していました。
個人的には、次年度も川崎フロンターレに残留、という可能性が大きいかなと思います。