ガンバ大阪所属の元日本代表FW・宇佐美貴史選手。
日本人サッカー選手の年俸というとJリーグではそこまで高くないイメージですよね。
一方で海外のクラブへ移籍したことで、一気に数億円の年俸を手にする選手も少なくありません。
宇佐美選手も2度の海外挑戦をしており、億超えプレイヤーだったこともあるんです!
そこで今回は宇佐美選手の年俸推移をご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください!
宇佐美貴史の年俸推移を時系列で紹介
宇佐美選手は1992年生まれの29歳。(2021年現在)
幼少期からサッカーを始め、ガンバ大阪の下部組織に加入。
その天才的とも言えるサッカーセンスで
ガンバユースの最高傑作
とまで言われています。
これまでに2回の海外挑戦を経て、2021年現在はガンバ大阪でプレー中です。
宇佐美貴史の所属クラブ
- 2009年-16年6月 ガンバ大阪
- 2011年7月-12年5月 バイエルン(期限付き移籍)
- 2012年5月-13年5月 ホッフェンハイム(期限付き移籍)
- 2016年7月-19年6月 アウクスブルグ
- 2017年8月-19年6月 デュッセルドルフ(期限付き移籍)
- 2019年6月- ガンバ大阪
それでは宇佐美選手の各クラブでの年俸を見ていきましょう。
ガンバ大阪時代(第1次)の年俸
向陽台高等学校2年生の時にガンバ大阪のトップチームに飛び級で合格。
ACLグループリーグ・FCソウル戦で公式戦初出場し、1ゴールを獲得。
17歳14日でガンバ大阪の最年少出場・最年少得点を記録。
シーズン中盤から出場機会が増え、チームの主軸として活躍。
2010年でのJリーグシュート数は日本人選手1位。
Jリーグベストヤングプレイヤー賞を受賞。
背番号を「11」に変更。
シーズン中盤にバイエルンへの1年間の期限付き移籍を発表。
プロ入り前には「ガンバユースの最高傑作」と称され、大きな期待を持ってトップチームに迎えられた宇佐美選手。
2年目にはその才能を発揮し、ガンバサポーターから年間MVPに選ばれるほどの活躍も見せています。
1年目・2年目の年俸は高校生だったこともあり不明ですが、3年目には1500万円と前年度の活躍を考えると少し控えめな印象ですね。
バイエルン・ミュンヘン時代の年俸
8月13日のヴォルフスブルグ戦でブンデスリーガ初出場。
ドイツカップ・インゴルシュタット戦で移籍後初得点を獲得した。
UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦でベンチ入りするも出場機会は得られなかった。
ドイツの名門クラブ・バイエルンへ期限付きの移籍をした宇佐美選手ですが、結果を残すことはできませんでした。
層の厚いバイエルンのポジション争いに割って入ることは叶わず、リーグ戦は3試合のみの出場にとどまっています。
サッカーメディアの「Squawka」が作成した21世紀におけるバイエルンワーストイレブンにもFWとして選ばれてしまいましたね…。
年俸の方はさすがブンデスリーガのトップチーム・バイエルンといったところで8000万円と急上昇していますね!
ホッフェンハイム時代の年俸
2012年5月、完全移籍のオプション付きで1年間の期限付き移籍。
移籍後初先発となったフライブルク戦でブンデスリーガ初得点をマーク。
シーズン終盤は出場機会が減少し、レギュラーに定着することはできなかった。
ホッフェンハイムもバイエルン同様、レンタル移籍でしたが年俸は大きくダウンしてしまったようです。
このシーズン、チームは不振が続き、宇佐美選手も目立った活躍をあげることはできませんでした。
ホッフェンハイムでも契約の延長には至らず、2013年のシーズン中盤からガンバ大阪に戻ってプレーすることを余儀なくされています。
ガンバ大阪時代(第2次)の年俸
シーズン開始前に左足を怪我し、チームを長期離脱。
復帰後はエースとして得点を重ね、チームの復調に貢献。
ガンバ大阪は国内三冠を達成した。(J1リーグ・Jリーグカップ・天皇杯)
Jリーグベストイレブン・Jリーグ優秀選手賞・Jリーグ月間MVP(9月)
6月のモンテディオ山形戦で自身J1初となるハットトリックを達成。
この年の公式戦出場数66試合は全Jリーグ選手中最多。
2016年6月にドイツ・FCアウクスブルグへ完全移籍することを発表。
ガンバ大阪復帰後の宇佐美選手はとても素晴らしい成績を残しています!
2013年の復帰シーズンはJ2に降格していたガンバでしたが、圧倒的な得点力でチームを牽引し、J2リーグ制覇に貢献しました。
J1昇格後もチームのエースとしてリーグタイトルを獲得し、個人でも多くの賞に輝いています。
年俸も順調に上昇しており、宇佐美選手が高く評価されていたことが分かりますね!
アウクスブルグ時代の年俸
2016年6月に4年契約・移籍金推定2億円でアウグスブルクに完全移籍。
開幕戦から途中出場し、移籍後初出場を飾る。
2度目の海外挑戦となった大切なシーズンですが、思うような結果を残すことはできませんでした。
リーグ戦も11試合無得点とFWの役割を果たすことができず、地元メディアやサポーターからも酷評されています…。
年俸面では自身初の大台、1億円に到達!
ガンバ大阪での活躍を考慮されてのことだと思いますが、正直、年俸に見合った活躍とは言い難いですね。
デュッセルドルフ時代の年俸
8月にドイツ2部のデュッセルドルフへの期限付き移籍を発表。
後半戦では4試合連続得点などチームのリーグ制覇に大きく貢献した。
8月にアウクスブルグから再び期限付き移籍。
2017年-18年は宇佐美選手が海外で最も評価されたシーズンだったと言えるのではないでしょうか。
チームもリーグ優勝(2部)と1部への昇格と結果が出ており、上手く噛み合っていた感がありますね。
打って変わって2018年-19年シーズンでは19試合1得点と不調に終わっています。
アウクスブルグ・デュッセルドルフ通して1部リーグではほとんど通用しなかったことで、ガンバ大阪への移籍を決断しています。
年俸はアウクスブルグ時代よりは下がっているものの、2年目は9000万円と1年目の活躍が認められたことが分かりますね。
ガンバ大阪(第3次)時代の年俸
リーグ戦30試合出場とレギュラーに定着。
ガンバ大阪はJ1リーグ準優勝、天皇杯準優勝と好調を維持。
2回目のガンバ大阪復帰時のような派手な活躍は見られませんが、レギュラーとして起用され続けていることからもチームの中心メンバーとして機能していることがうかがえます。
古くからのガンバサポーターには宇佐美選手のファンも多く、復帰を喜ぶ声もとても多かったですね!
年俸は8000万円と2年横ばいのようですが
今後の活躍次第では1億円超えも視野に入ってくる
と思われます。
強いガンバと絶対的エース・宇佐美貴史の復活に期待しましょう!